別立てと共立ての違い
みなさんこんにちは!
お菓子大好きマンの
にっちーです!!
突然ですが皆さんは
お菓子作りをしていて
別立てと共立て
と言う言葉を目にしたこと
はありませんか?
初めて作る人には
よくわからず
この大事なポイントを
スルーして
しまうかもしれません
「レシピ通りなのに上手くいかない」
「どのレシピがいいのかな」
彼氏の誕生日に
作ってあげたいのに
間に合わないよ!
こんな事態に陥ってしまいます
実はこの2つの違いを
知っておくと
失敗しにくいスポンジ生地
のレシピを探せる
だけでなく
美味しくできること
につながります
*別立てと共立ての違い
スポンジ生地を作る方法には
別立て法と共立て法
の2種類があります
①別立て法とは
別立て法とは
卵白と卵黄を
別々に泡立てておいて
後で合わせる方法です
②作り方
A卵黄に少量の砂糖を加えて
クリーム状になるまで
よくすり混ぜる
B卵白に砂糖を数回に分けて
加えながらしっかりと泡立てる
AとBをあわせ
小麦粉を加えたら
気泡をつぶさないように
さっくりと混ぜる
③生地の状態
硬くしっかりとした気泡
保形性があるため
絞り出しても模様が崩れにくい
④用途
絞り出して焼く生地
軽くふんわりと仕上げたい生地
チョコレートやナッツの粉末など
を多量に配合する生地など
(ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール
ビスキュイ・ジョコンド)など
①共立て法とは
共立て法は
最初から全卵(卵白と卵黄)
を一緒に泡立てていく方法です
②作り方
全卵に全量の砂糖を加え
湯煎で35〜40度にあたためて
しっかりと泡立てる
白っぽくもったりとしてきたら
キメを整え
小麦粉を加えてよく合わせる
溶かしバターを加えても良い
③生地の状態
きめ細かいクリーム状の気泡
しなやかで
しっとりとした状態に仕上がる
④用途
ケーキの土台として
用いる高さのある生地
きめ細かくしっとりと
仕上げたい生地など
(ジェノワーズ生地など)
*まとめ
風味やコクを出したい!
しっとり感を出して
口溶けのいいお菓子に
仕上げたい!
そんなときには
共立て方が向いています
一方で
軽い食感を出したかったり
よりふんわりとした生地を
作りたいときは
別立て方が向いています
また
型やプレートに流し入れずに
絞り袋を使って
プレート上に好きな形に
生地を絞りだすことが
できるなど
使い勝手がいい生地のため
作りたいお菓子の幅が広がります